どうしても家を建てる際の金額に目が行きがちですが、実は家を建てた後も必要なお金は多いです。
家は建ったけど経済的にしんどくなってしまった...ということにならないように家を建てた後にどれくらいのお金が必要なのか知っておきましょう。
この記事では家を建てた後にかかるお金や建てた後に積み立てておくべき金額について解説していきます!
これから家を建てようかと検討している方はぜひ見ていってくださいね。
[toc]
家を建てた後にかかるお金とは?
家を建てた後にかかるお金は主に3つあります。
☑️住宅ローン
☑️固定資産税
☑️設備の維持費
これら3つについて解説していきます!
住宅ローン
まずは一番のメイン「住宅ローン」です。
家を建てる際にほとんどの方が住宅ローンを利用しており、最長で35年ローンを組むことができます。
住宅ローンは年収の25%以内の年間返済額にすることで負担を最小限にして生活ができるとされています。
住宅ローンの審査の際に銀行から30%以上の融資が得られるとしても今後必要となるお金や生活のことを考えて年間返済額は年収の25%以内に抑えることをおすすめします。
固定資産税
固定資産税は家や土地などの資産を対象にして課税される税金です。
家を購入された方はもれなく全員支払う義務が生じます。
固定資産税は以下の計算式で計算されます。
固定資産評価額は新築で請負工事金額の約50~60%が目安の金額とされています。
しかし、家の大きさや作りによっても金額は異なるのでまずはその家の管理会社に尋ねてみましょう。
また税率については各自治体によって異なりますが、標準税率である1.4%を採用している場合がほとんどです。
設備の修繕費
家を購入した直後はすべてが新しいため問題はありませんが、10年20年と時が経過するにつれ、水周りや外壁などは老朽化していきます。
アットホーム株式会社が行った新築一戸建て購入後30年以上住んでいる人の修繕の実態調査では平均556万円の費用がかかっていることがわかりました。
この金額は年間約18万円、月々1.5万円にあたります。
もちろん家の構造や作りによって設備の修繕費は異なってきます。
家を建ててから積み立てるべきお金
家を建ててから必要になるお金は住宅ローン、固定資産税、設備の修繕費の3つです。
このうち住宅ローンと固定資産税は支払うことが確定しているので、その金額分を確保しておけば問題はありません。
積み立てておくべきなのはいつどこで必要になるのかわからない設備の修繕費です。
目安となる金額は先ほども解説したように月々1.5万円です。最低でも毎月1.5万円は貯めていきましょう。
家を建てたあとに掛かるお金まとめ
家を建てた後に必要な費用はどうしても住宅ローンに注目しがちですが、
他にも固定資産税や設備の修繕費にお金がかかるということを覚えておきましょう。
家を建てる際の金額だけではなく建てた後にかかる費用まで考えた上で家の購入を検討してください。
また家を建てたら将来のためにコツコツとお金を積み立てておくことも重要ですよ!
お金の見直しについてはこちらの記事で詳しく解説してます↓