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この記事を読むと、住宅ローン控除とふるさと納税が併用できるかどうかわかります
住宅購入した年は、ふるさと納税できるの?
ローンを組んで住宅を購入した場合、住宅ローン控除を受けることができますが、同時にふるさと納税も利用できるのか?このような疑問を抱かれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローン控除とふるさと納税の併用可否や、住宅購入1年目の注意点について解説します。
ふるさと納税を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ふるさと納税と住宅ローン控除の併用は可能
特産品がもらえ、税制メリットを受けられることから近年注目される機会が多いふるさと納税。
そして、本来支払うべき所得税が一定期間控除される、住宅ローン控除。
この二つの制度は、併用できます! ※ただし、注意点があるので詳細は後述します。
それでは、それぞれの制度について、詳しく見ていきましょう。
ふるさと納税とは?
自分が選んだ自治体に寄付できる制度。
寄付することで、翌年が控除されたり、返礼品などの特典が受けられたりするメリットがあります。
具体的には、自己負担2000円を除いた寄付金が控除の対象となり、1万円寄付した場合の控除対象は8千円に。つまり、実質負担2,000円で返礼品がもらえるということ。ただし、寄付上限額を超えた場合、自己負担額が2,000円以上になるので注意しましょう!
普通2,000円では買えないような返礼品が多いの!だから、使って損がない制度です!
住宅ローン控除とは
住宅ローンを利用し、マイホームを購入した際、一定の金額が所得税から控除される制度。
具体的には、当年度のローン残高に0.7%をかけた値を、13年間控除されます。(2022年以降に住宅ローン控除が適用された場合)
なお、控除を受けるためには、住宅ローンの借入期間が10年以上であることが条件です。
ちなみに、住宅ローン控除は所得税から先に控除し、控除しきれない場合は住民税を控除します。
住宅ローンは数千万円借りる方も多いから、控除額も大きい!
住宅購入した1年目はふるさと納税しない方がいい?
既述の通り、ふるさと納税と住宅ローン控除は「併用可能」とお話しましたが、注意点があります。
それは、「住宅購入した1年目は、ふるさと納税しない方がいい」ということ。
えー!!さっきは併用できるって言っていたのに。
ごめんなさいね。できるはできるけど、損することになるかもしれないの。
ここでは、その理由と住宅購入2年目以降の併用について紹介します!
住宅購入1年目は計算が複雑&損するかも「ふるさと納税しない」が吉!
まず、住宅購入1年目の住宅ローン控除は、年末調整での手続きができないため、確定申告を行う必要があります。
同じく、ふるさと納税においても、原則確定申告を行うことで控除を受けられます。
それぞれ確定申告することで、住宅ローン控除は「所得税(控除しきれない分は住民税も)」、ふるさと納税は「所得税&住民税」が控除されるのです。つまり、住宅ローン控除、ふるさと納税がともに「所得税」を控除するということ。
それにより所得税が減り、住宅ローン控除の効果も減少する可能性が高まるのです。
しかも、併用した場合の優先順位は、「①ふるさと納税→②住宅ローン控除」となります。
簡単にいうと、住宅購入1年目にふるさと納税を使うと、住宅ローン控除が満額つかえなくなるかもってことだね。
そうなの、だからお家を購入した年のふるさと納税は、やらないほうがいいの。
住宅購入2年目以降は「ワンストップ特例制度」を利用
一方、住宅購入2年目の住宅ローン控除の手続きは「年末調整」で行い、ふるさと納税は「ワンストップ特例制度」での申告が可能になります。
ともに、確定申告しなくてよくなるため、併用しても問題ありません。
会社員やサラリーマンなどの給与所得者の方であれば、2年目以降、ワンストップ特例制度を使えば楽にふるさと納税ができるよ!
ワンストップ特例制度って何?
ワンストップ特例制度とは、確定申告をしなくても控除が受けられる便利な仕組みのことです。何よりうれしいのが「住民税」から控除されるため、所得税分に影響しません!それにより、住宅ローン控除と両方申告しても、満額で控除できるのです。
ただし、注意点もあります。
<ワンストップ特例制度の注意点>
・確定申告の必要がある人は受けられない
※確定申告の必要がある人というのは、主に自営業や会社員であっても年収2千万以上の人のこと
・1月から12月の1年間で寄附先が5自治体以内にしなければならない
ふるさと納税まとめ
住宅購入した年は、ふるさと納税できるのか……
結論、併用はできます。ただ、控除を受けられる額が減少する可能性もあるのです。
だから、お家を購入した1年目は、住宅ローン控除満額使うことに注力!
2年目以降に、ワンストップ特例制度を使ってふるさと納税するのが良き◎
ちなみに、ふるさと納税は、いろんなサイトで利用できるけど、金額がいろいろ選べる「楽天のふるさと納税」を推します。
しかも、5と0の付く日はポイント5倍になり、ポイントで実質2,000円の負担はペイできちゃいます!
シュミレーションで自分が寄付できる金額をすぐチェックできるので、ぜひ使ってみてくださいね♪
何回もリピートしてるふるさと納税はこちらにまとめてるので参考にしてみてください!