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この記事を読むと、各シンボルツリーの特性や失敗しない選び方を知れます
手入れがいらないシンボルツリーないかなぁ
虫が苦手だけど植栽したいっ
「マイホームにシンボルツリーを植えたい!」と考える方も多いのではないでしょうか。実際に我が家も植えました!
「おしゃれだから」という理由だけで選んでしまうと、後悔することになります!
しっかりと、シンボルツリーの特性を理解したうえで選ぶようにしましょう!
この記事では、シンボルツリーで後悔しないために!人気シンボルツリーの特徴や選び方をご紹介します。
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人気シンボルツリーの知られざる役割と特徴
そもそもシンボルツリーの役割は、主役であるマイホームを美しく装飾するためのものだったり、その名の通り「家のシンボル(象徴)」として植えたりするものです。
また、道路や住宅街に面した家であれば、玄関やリビング前に植えることで、家の中を見られないようにする「目隠し」としての役割も担います。
なお、シンボルツリーは緑葉樹、手入れがいらない、見た目がかわいい、などメリットがたくさんありますが、どれだけ人気のシンボルツリーにも知られざるデメリットがあります。
「おしゃれだから」という理由だけで植えたら後悔しますよ!
次項では、シンボルツリーの中でも人気の高い「シマトネリコ」と「コニファー」の、それぞれの特徴・人気の理由・注意すべき点を具体的にご紹介します!
シマトネリコの特徴
シマトネリコは、シンボルツリーを考えたことがある方なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
とくに、洋風ガーデニングにおすすめのシンボルツリーです。
夏には白い花が咲き、葉は小さくツヤのある可愛らしく、新芽は薄い緑色ですがのちに色鮮やかな濃緑に変化します。
また、夏には白い花が咲くなど、四季によって樹姿の変化を楽しめる常緑樹です。
しかし、シンボルツリーとして人気の高いシマトネリコですが、メリットだけではありません!
デメリットを考慮せずに、安易に植えてしまうと後悔してしまうことに…。
ここでは、シマトネリコの人気の理由と注意すべき点を紹介します。
シマトネリコの人気の理由
- 常緑樹
- 葉っぱが小ぶりでかわいい
- 安価
- 寒さ・暑さに強くお手入れ簡単
シマトネリコの最大のメリットは、「常緑樹」ということ。ちなみに、常緑樹とは季節問わず、常に緑葉を保っている樹木のことをいいます。
基本的には、冬の寒さ・夏の暑さなど気候の変化によって、枯れる心配がないのが魅力です。
また、小ぶりな葉っぱは見た目もかわいく、お家の雰囲気を邪魔しないこともメリット。
何より、比較的安く手に入るのも嬉しいポイント!
シマトネリコの注意すべき点
- 生命力が強い
- 成長がかなり早い
- 常緑樹だけど葉は落ちる
シマトネリコは、成長がかなり早い木です!
そのため、予め大きな庭木であるという認識を持ち、広めの植栽スペース確保が必要。
さらに、シマトネリコは狭いスペースに植えてしまうと、更に成長スピードが早くなる傾向にあるのも厄介な点です。
4~5年で2階建ての高さまであっという間に大きくなり、他の樹に比べ成長スピードが早いことから、頻繁に剪定作業が必要になります。
ちなみに、1年を通して緑葉を保つシマトネリコですが、春先に新しい葉をつけるために古い葉を落とすため、枯れ葉回収の手間があることも念頭におきましょう。
こちらのブログでは成長記録が見れます↓
注意点
常緑樹でももちろん落葉はあるので落葉の掃除は必須!
コニファーの特徴
コニファーは、針のように尖った葉を密に茂らせる針葉植物の総称。
濃い鮮やかな緑色が特徴で、シマトネリコ同様に1年中葉を保つ常緑樹でもあります。
葉を密に茂らせることから、外からの目隠しやお隣さんとの境界線となる生え垣としてもうってつけです。
また、購入時は小ぶりでも、大きく成長する木なのでいくつか気を付けなければならない点があります。
ここでは、コニファーの人気の理由と注意すべき点を紹介します。
コニファー人気の理由
- 1年中緑を楽しめる
- 形がかわいい
- 豊富な種類
- コニファーは形が特徴
コニファーは、なんといってもクリスマスツリーのような樹形が人気の理由の一つです。
単なる外からの目隠しになる以外にも、外観をすっきりおしゃれに見せてくれます。
冬には、イルミネーションなど飾りつけをして楽しむこともできますね!
また、樹形や緑の色合いもさまざまで、ロケット型や円錐型、球形などがあり、葉色においては黄緑や銀色が存在します。
シンプルなものから個性的なものまで種類が多いので、お家の雰囲気に合わせてチョイスできるにも魅力的ですね。
また前述の通り、常緑樹でもあるため基本的に枯れる心配がなく、1年中緑を楽しむこともできます。
コニファーの注意すべき点
ポイント
- 成長が早い
- 根が貧弱
- 日本の気候に合わない
コニファーの種類には、ゴールドクレストやエメラルドといったものがあり、かわいらしい印象の樹が多くあります。
そんなコニファーは、そこまで手入れしなくても、良く育つ特徴があります。
そのため、頻繁に樹高の高さを整えるメンテナンスが必須です。
こちらのように大きく成長する可能性もあり。2~3mもなれば自分で剪定もできなくなり業者に頼むしかなくなります。
一方、コニファーは根が貧弱であるため、水を与えすぎて根が常に塗れた状態だと、腐りやすい傾向にあります。
梅雨時期などは樹の様子を観察し、水やりの回数を控えるなどの対策が欠かせません。
そもそも梅雨があり、夏でも蒸し暑い日本の気候自体がコニファーに合わなく、元気に育たないケースもあります。
とはいえ、日本の中でも地域によって気候は異なるため、お住まいの地域では問題なく育ちそうか考慮したうえで植樹しましょう。
シンボルツリーに合う木はなにか?
結論、なるべく手入れは少ない方がいいと言っても何も手入れしなくていい木はないです。
何を優先するかで選ぶポイントを決めておきましょう。
ポイント
- 剪定は大変なので成長が遅い木がいい
- 虫が苦手なので虫がつかない木がいい
これらのポイントを見ていきましょう。
成長が遅い木3選
シンボルツリーとして庭に植えるのであれば、なるべく成長が遅い木が理想的。
理由は手入れが楽だからです。
そんな成長が遅い木をいくつかご紹介します。
ソヨゴ
ソヨゴは、光沢のあるグリーンの葉と、赤い実が特徴的。
成長スピードはゆっくりめで、お手入れが楽ちん。
しかも、葉の付き方は「横ではなく縦に伸びる」ため、葉がたくさんついても、そこまで圧迫感はありません。
あとは早い段階で全体の木の形が落ち着くので、枝とかの剪定が少なく済む木なのも嬉しいポイント。
なるべく、庭の手入れに手間をかけたくないと考えている方におすすめです!
アオダモ
アオダモの樹高は、マックス5m前後と他のシンボルツリーと比べて高め。陽が強く入りそうな窓側に樹植し、日除けとして使うのがおすすめです。
樹形が自然に美しく整う姿が魅力で、1本植えるだけで庭の主役になるほど存在感があります。
ちなみに、春には小さい花を咲かせる落葉樹です。四季によって樹の変化も楽しめるのも人気の理由の一つです。
また成長が遅く、枝は成長期の夏に多少伸びるくらい。
剪定の回数が減らせて育てやすい樹といえるでしょう。
ハイノキ
枝や葉が細いので剪定がしやすく、また小ぶりなことから庭木として人気を集めています。
ハイノキの一般的な高さは、3m前後の小高木です。成長が遅く、樹形が乱れにくいので剪定はほぼ不要。
しかし、水やりは必須です。
また、寒さに弱いという特徴があるため、1年を通して暖かい気候に住まわれている方におすすめです。
※成長が遅い木は価格が高めです。維持費などを考慮して考えて下さい。
虫がつきにくい木
シンボルツリーの手入れで問題なのが虫ですよね。
どうしても虫がついてしまう場合も。
虫がつきにくい木もありますのでこちらもいくつかご紹介します!
ヤマボウシ
ヤマボウシは、大きく枝を広げ、多くの葉を茂られせるため、見た目にインパクトがありシンボルツリーとして人気があります。
また、春には白い花を咲かせ、秋には赤い実をつけ1年中楽しめる木です。
花をつける木は虫がどうしても付きやすいですが、ヤマボウシは虫の少ない木です。
ただし、アメリカシロヒトリとイラガは例外に虫が付くので対策は必要です。
ミモザ
木全体を覆いつくすように、黄色い花をつけるのが特徴のミモザ。
花をたくさんつけますが、虫を寄せ付けない性質をもっているため、シンボルツリーにおすすめです。
しかし、虫が絶対付かないわけではありません。
アブラムシなどはどうしても付いてしまうことがあるので、見つけ次第ガムテープなどで駆除したり、数が多ければ殺虫剤を使用したりするなどの対策が必要です。
また、耐暑性は強いですが、寒さに弱く寒い地方には向いていないので、暖かい地域での栽培がおすすめです。
アオダモ
アオダモは「成長が遅い木」としても紹介しましたが、虫が付きにくいというメリットもあります。
病害虫に強く、しかも暑さ寒さにも強いので初心者の方や、シンボルツリーの手入れに手間をかけたくない方におすめです。
シンボルツリーのアイデア
何度も言うように「何もしなくてよいシンボルツリー」は、残念ながらありません。
それでも、やっぱりシンボルツリーのような役割を果たし、素敵な庭にしたいと考えているのであれば、以下のアイデアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
地植えではなく鉢植えをチョイス
「シンボルツリー=地面に植える」というイメージが強いかもしれません。
しかし、鉢植えにすることでお手入れが格段と楽になったり、スペースが取らないというようなメリットがあったりします。
鉢植えは、地植えに比べ根が広がりにくいことから、成長速度を遅くできるんです。しかも万が一、木が枯れてしまったり、植え替えをしたくなったりした場合でも、簡単に処分や植え替えができます。
ただし、自治体によってはサイズ的に廃棄が難しい場合もあるので、確認が必要です。
このように、どうしてもシンボルツリーを飾りたいけど、お手入れは楽にしたい!と考えているのであれば、鉢植えがおすすめです。
ちなみに、鉢植えにOKなシンボルツリーは、今回紹介した「シモトネリコ」でも大丈夫です。
それ以外であれば、「オリーブの木」も育てやすいですよ!
枕木
外からの目隠しのためにシンボルツリーを植えたい、と考えているのであれば、枕木でも役割を果たせます。
枕木とは、門柱や目隠しフェンスとして使えるガーデニング用品です。
素材は天然木とコンクリートがありますが、ナチュラルテイストの家をイメージしているのであれば「天然木」がおすすめ。
もちろん、枕木はシンボルツリーのように育つわけではないので、お手入れは不要。
家の目隠しや、お家の雰囲気にナチュラル感を演出したい人に◎。
シンボルツリーのまとめ
- 人気だから、という理由だけで安易に植えない
- メリットデメリットしっかり見極めて植栽
- 手入れまったくいらないシンボルツリーはない
シンボルツリーを植えて数年後に撤去したい…と思っても根を深く張ってる場合、ブロック塀など壊さないと撤去できない場合もあるため、植える前に慎重に選びましょう。
余談ですが、外構費用って家以上に業者によって値段がピンキリです!同じようなプランでも何十万単位で違ってきます。
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また、以下の記事では外構費を安くする方法をまとめました。
外構や庭にかかるお金は意外と大金なので、お家づくりの際にはぜひ参考にしてみてくださいね。