家づくりを始めるとき、憧れやこんなお家にしたい!という理想がありますよね。
憧れる方も多いのが【吹き抜け】!
で開放感があってぜひ採用したい!!と思う方も多いはず。
しかし憧れだけで作ってしまうと後悔する原因にも…。
せっかくのマイホーム、後悔しない快適なお家づくりをするためにも吹き抜けのメリットデメリットを理解しましょう。
吹き抜けを作って後悔するデメリット【7選】
- 光熱費が高くなる
- 掃除・電球交換が大変
- 音が2階に響く
- 匂いも2階にあがっていく
- 構造強化が必要
- 2階のスペースが狭くなる
- クロスが劣化しやすい
光熱費が高くなる
吹き抜けがある分、冷房暖房が効きにくくなってしまいます。
これは吹き抜けを作って後悔した方からよく聞くデメリットの1つ。
吹き抜けを作るなら【全館空調】もセットでつけないと夏暑く、冬寒い家になってしまいます。
家の断熱性もかなり重要ですね。
床暖房とセットにするのも有りかと思います。ただしこの場合も光熱費は高くなるでしょう。
家の性能も考慮した上で吹き抜けを作るか考えましょう。
掃除・電球交換が大変
吹き抜けの場合、掃除や電球交換の際とても大変です。
二階から窓などを掃除できる場合はよいですが、シーリングファンなどの掃除も難しくなってきます。
特に電球交換の際が足場を組まないといけない場合もあるためその分追加費用が発生することも。
建てたあとのメンテナンスも考慮しましょう。
音が2階に響く
吹き抜けをつけて後悔した人の多くが音が響くことをデメリットにあげています。
1階のテレビの音がに2階に響いたり、音問題は防ぎようがありません。
逆に小さなお子さんが2階でお昼寝中泣き声にすぐ気づける、というメリットはありますね。
また、音が反響しやすくなるためテレビの音が聞こえずらい、などのデメリットも。
音が響いても家族にとって問題ないか家族でよく話し合いましょう。
匂いも2階にあがっていく
仕切りのない空間になるため、匂いも2階まで筒抜けです。
揚げ物や焼き肉の匂いなどもすべて充満してしまい、生活リズムが違う家族がいる場合はストレスになることも。
構造強化が必要
吹き抜けを作るとどうしても構造上弱くなってしまいます。
そのために耐力壁や柱などを追加しなくてはいけない場合も。
吹き抜けを作る理由は彩光のためなので大きめの窓を設置するかと思いますが、
窓はどうしても断熱性に欠けます。
いくら断熱性の良いサッシにしても断熱材が入っている壁には適いません。
吹き抜け構造に得意なハウスメーカーかどうかもしっかり調べる必要があります。
2階のスペースが狭くなる
吹き抜けを作る分、2階のスペースが狭くなります。
開放感を優先するか、スペースを優先するか。
開放感のある大きな吹き抜けを作ると6畳ほどのスペースがなくなり、1部屋分作れなくなります。
家族でどちらを優先するべきか話し合いましょう。
クロスが劣化しやすい
吹き抜けに設置した窓からダイレクトに直射日光を浴びることになるのでクロスの劣化が早いです。
吹き抜けなので劣化に気づくのも遅れることも…。
またクロスの張り替えも足場が必要になるため工事費用が高くつくかと思います。
吹き抜けのメリット・吹き抜けを採用すべき土地【3選】
- 開放感があっておしゃれ
- 室内が明るくなる
- 建物に囲まれている土地なら吹き抜けを
開放感があっておしゃれ
吹き抜けを採用する方は開放感・おしゃれを求めてる方が大多数かと思います。
吹き抜けがあるだけで天井が高く、非日常空間のような開放感を味わえるかと。
私も吹き抜けがあると聞くとまず「おしゃれなお家」と想像してしまいます。
室内が明るくなる
彩光のためにつける方も多いですね。
陽が入りやすくなるため吹き抜けがない家より室内がぐっと明るくなります。
建物に囲まれている土地なら吹き抜けを
特に東西に長い土地の場合、南側からの彩光が難しいため吹き抜けを採用することで明るいLDKを確保できます。
実際、私のお家も東西に長い土地のため南側からの彩光が少な目です。
が、吹き抜けは採用してません。
確かに若干暗いかな?と思う時もありますが積雪地方ということもあり、断熱性を優先しました。
吹き抜けのデメリットまとめ
- 光熱費が高くなる
- 掃除・電球交換が大変
- 音が2階に響く
- 匂いも2階にあがっていく
- 構造強化が必要
- 2階のスペースが狭くなる
- クロスが劣化しやすい
吹き抜けを採用したいと考える方は、デメリットメリットをしっかり考慮した上で優先すべきものは何か、考えましょう。
間取りで後悔したくない方は、こちらの記事も参考にしてくださいね♪