マイホームを建てる際、土地選びの失敗は絶対に避けなくてはなりません。それには、「買わない方がいい土地」を知っておくのがベター。
つい価格や立地、交通アクセスなどで、「良さそうな土地」に決めてしまいがちですが、家は一生に一度の買い物です。
「こんなところに住めない…」という土地でも、その環境でずっと暮らさないといけません。
また、条件の良くない土地を選んでしまうと、余計な出費を増やすことにも…。ですから、土地探しは慎重に注意深く検討する必要があります。
そこで今回は、「買わない方がいい土地4選と土地探しのコツ」について紹介します!
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買わない方がいい土地4選
買わない方がいい土地には、以下の4つが挙げられます。
- 地図上ではわからない抜け道になっていて危険な道路
- 土地に高低差がある
- 前面道路の幅問題
- 水道管引き込み済ではない
これらを知らずに、上辺だけのメリットをみて土地を購入してしまうと、後悔することに。そうならなためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは、詳しく説明します。
地図上ではわからない抜け道になっていて危険な道路
地図上では閑静な住宅街と思いきや、実は敷地に面する道路が、抜け道になっている場合があります。
家の前(前面道路)が抜け道だった場合、お子さんがいる家庭はとくに気をつけなければなりません。
抜け道は、大型ドライバーや、何らかの理由で急いでいる人が使うことが多い傾向にあります。
そのため、ものすごい勢いで走行していて、かなり危険な状況…。
そんな抜け道が、敷地に面していたら、安心してお子さんを外で遊ばせることは難しくなるでしょう。
抜け道の有無は、地図ではわからないケースがあるので、実際に気になっている土地まで足を運び、確認してみることが大切です!
土地に高低差がある
土地の大きさや立地、価格をみて理想の土地かと思いきや、土地に高低差があるなんてこと多々あります。
高低差があると何がダメなの?!というところですが…高低差があることで、その分、工事費用がかかります。
というのも、高低差のある土地は、安く売られていることが多々あり、魅力的にみえるでしょう。
しかし、高低差を平たんにする整地作業には、プラス数百万円のコストアップが考えられます。
また、家を建てる工事まえに整地作業から始めることにより、通常より工事期間が長くなるでしょう。
そのため、土地選びをする際は、実際に土地を見るのはもちろんですが、高低差があるのを知りながらも、価格に釣られて購入しないように注意しましょう。
前面道路の幅問題
前面道路とは、土地に面している道路のことをいいますが、前面道路の幅が狭い土地の購入は避けるのが無難です。
理由として、前面道路の幅が狭すぎることで、以下のデメリットが挙げられるからです。
- 建築のさい、重機が入らず余計なお金がかかる
- 積雪地方だと、除雪が入らない
- 車の駐車が難しい
道路が狭くてトラックや重機が入れない場合、建設資材が手運びとなるため、建築費用のコストアップにつながります。
どの程度、費用が高くなるのかは状況によりますが、少なくとも「工事費用+数十万円」とみておく必要があるでしょう。
また、雪が積もる地域に限っていえることですが、道路が狭いことで除雪車がはいってくれないことも。
例として、札幌市の場合だと、道路幅がおおむね8m以上ないと除雪してくれないようです。家の前が、除雪してくれないとなると、自分たちで雪堆積場まで捨てにいくことになるでしょう。
そもそも、道路が狭いと駐車が困難なことも。車の運転に自信がある方であれば、問題ないかもしれませんが、車入れが苦手な方はとくに前面道路の幅はチェックすべきです!
水道管引き込み済か
水道管引き込み工事とは、道路の下などに配置された水道管から、敷地内まで配管する工事をいいます。
たとえ住宅用地だとしても、水道管引き込み工事済みとは限りません。
ご自身で土地を購入し家を建てる場合、その土地の付近まで、水道管が引かれていない可能性が十分にありえます。
この水道管引き込み工事済みか否かで、付帯工事費用が大幅に変わり、とくに引き込みが長いと、その分出費がかさむことに。
一般的に、水道を引込む費用だけど、約60万円ほど。
しかし、前面道路下に水道管がないと、引き込みが長くなるため、軽く100万円を超えるでしょう。
ちなみに、土地の条件を見ると、水道が敷地に有る無しの明記がされているので、購入する前に必ず詳細を確認することが重要です!
「土地は安く買えた!!でも、水道の引込みに予想外にお金が・・・。」これだと、本末転倒ですからね!
買わない方がいい土地を回避!土地探しのコツ
ここまでは「買わない方がいい土地」について紹介してきました。
それでは、どのように土地を探せば、買わない方がいい土地を選ぶことなく、良い土地に出会えるのか?併せて知っておきたいですよね。
ここからは、買わない方がいい土地を回避する、以下3つのコツを紹介します。
- 土地の条件に優先順位をつける
- 希望するエリア周辺を探索する
- 雨の日の様子も確認する
土地の購入で失敗しないよう、それぞれについて理解を深めておきましょう!
土地の条件に優先順位をつける
土地探しをする際には、何を優先にするのかが最も重要です!
広さを重視するのか?利便性を重視するのか?探す前に、必ず家族で話し合いましょう。
優先順位をあらかじめ決めておくことで、自分で探す以外に、不動産会社などに依頼する際も、良い土地が見つかりやすくなります。
そして、優先するものを決めたうえで、追加費用が発生しない土地かどうか見極めることが大切です。
追加費用というのは、前述しました「買わない方がいい土地4選」で紹介したケースの場合、追加費用がかかると考えていいでしょう。
ですから、優先順位を決めずに、「安いから」「おしゃれな地域だから」など、安易な理由で土地を購入しないようにしましょうね!
希望するエリア周辺を探索する
土地探しをする際、希望する地域を歩いて探索するのは、とても大切なこと。
チラシなどの広告やインターネットの情報だけでは、わからないことがたくさんあるからです。
たとえば、立地は良いが少し歩くと治安の悪いエリアがあったり、交通量が激しく落ち着いて暮らせない土地など…さまざま。
また、不動産サイトやチラシには広告を出していない、良い土地に出会えることがあります。
希望するエリア周辺を歩いてみることは、地域環境を肌で感じたり、良い土地に出会いやすくなったりと、決して無駄にはならないでしょう。
雨の日の様子も確認する
土地を選ぶ際、水はけの良さをチェックすることも欠かせません。
方法としては、気になっている土地に「雨の日」に行き、土の様子を確認します。
雨が降るたびに、庭や敷地周りに大きな水たまりができ、しかも乾きづらいというのは、あまり良いものとはいえません。
その理由として、水はけの悪さは湿気によるカビや住宅の腐食など、建物本体にも悪い影響を与える可能性があるからです。
ですから、雨の日に訪れてみて、大きな水たまりができていないか?また、側溝やその付近での雨水の流れや、たまりやすい場所などもチェックしましょう。
まとめ
今回紹介した、「買わない方がいい土地」には、以下の4つが挙げられます。
- 地図上ではわからない抜け道になっていて危険な道路
- 土地に高低差がある
- 前面道路の幅問題
- 水道管引き込み済ではない
これらを知らずに、上辺だけのメリットをみて土地を購入してしまうと、後悔することに。
そうならなためにも、買わない方がいい土地を知っておくべきでしょう!
併せて土地探しのコツも知っておくことで、良い土地に出会いやすくなりますよ!ぜひ、参考にしてみてくださいね。
また、以下の記事では、家づくりで失敗しないための必要な知識をまとめています!
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